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なぜ『三四郎』は悲恋に終わるのか 「誤配」で読み解く近代文学 (集英社新書) [ 石原千秋 ]



「誤配」で読み解く近代文学 集英社新書 石原千秋 集英社ナゼ サンシロウ ワ ヒレン ニ オワルノカ イシハラ,チアキ 発行年月:2015年03月17日 予約締切日:2015年03月12日 ページ数:198p サイズ:新書 ISBN:9784087207767 石原千秋(イシハラチアキ) 1955年東京都生まれ。

専門は日本近代文学研究。

成城大学大学院博士課程を経て、1983年東横学園女子短期大学助教授。

1993年成城大学文芸学部教授。

2003年より早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 悲恋小説作家・夏目漱石/第2章 作家の闘争・田山花袋『蒲団』/第3章 読者の恋・森鴎外『雁』/第4章 誰がシャッターを切ったのか・武者小路実篤『友情』/第5章 読まれなかった手紙・志賀直哉『暗夜行路』/第6章 スターの条件・谷崎潤一郎『痴人の愛』/第7章 それを愛と呼んでもいい・川端康成『雪国』/第8章 この甘ったれた若者・石原慎太郎『太陽の季節』/第9章 優雅なニヒリストたち・柴田翔『されどわれらが日々ー』/第10章 空虚な中心・三島由紀夫『春の雪』 夏目漱石『三四郎』『それから』、田山花袋『蒲団』、森鴎外『雁』、川端康成『雪国』、三島由紀夫『春の雪』…近代文学の名作の多くが「悲恋小説」なのはなぜなのか。

著者は哲学者ジャック・デリダが用いた「誤配」という概念を鍵にしてそれらを再解釈する。

そして「恋愛」というテーマに留まらない、近代文学と現代文学との間に横たわる大きな断層を見出す。

早稲田大学の人気教授が、あの名作に隠された秘密を、全く新しい読み方によって明らかにする一冊。

本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新書 その他


なぜ『三四郎』は悲恋に終わるのか 「誤配」で読み解く近代文学 (集英社新書) [ 石原千秋 ]

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更新:2023/10/21 集英社




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