江戸川乱歩と横溝正史 （集英社文庫(日本)） [ 中川 右介 ]

集英社文庫(日本) 中川 右介 集英社エドガワランポトヨコミゾセイシ ナカガワユウスケ 発行年月：2020年12月18日 予約締切日：2020年11月13日 ページ数：512p サイズ：文庫 ISBN：9784087441901 中川右介（ナカガワユウスケ） 1960年東京都生まれ。

早稲田大学第二文学部卒業。

出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌『クラシックジャーナル』、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手がける（2014年まで）。

その一方で作家としても活躍。

クラシック音楽への造詣の深さはもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などにも精通。

膨大な資料から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる執筆スタイルで人気を博している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　登場ー「新青年」〜一九二四年／第2章　飛躍ー『心理試験』『広告人形』一九二五〜二六年／第3章　盟友ー「江戸川乱歩全集」一九二六〜三二年／第4章　危機ー『怪人二十面相』『真珠郎』一九三二〜四〇年／幕間ー一九四〇〜四五年／第5章　再起ー「黄金虫」「ロック」「宝石」一九四五〜四六年／第6章　奇跡ー『本陣殺人事件』一九四六〜四八年／第7章　復活ー『青銅の魔人』一九四八〜五四年／第8章　新星ー『悪魔の手毬唄』一九五四〜五九年／第9章　落陽ー乱歩死す　一九五九〜六五年／第10章　不滅ー横溝ブーム　一九六五〜八二年 日本の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。

ほぼ同時期にデビューした二人は、盟友として認め合い、生涯変わらぬ友情で結ばれた。

それも作家同士というだけでなく、時に一方が編集者となって支えるという希有なつながりだ。

この濃密な関係はどのように生まれ、育まれたのかー二人の足跡を辿りながら、数多の作品群を通して出版界の興亡のドラマをも描き出す、空前の対比評伝。

本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本） 文庫 人文・思想・社会