屋上物語 長編推理小説 （祥伝社文庫） [ 北森鴻 ]

長編推理小説 祥伝社文庫 北森鴻 祥伝社オクジョウ モノガタリ キタモリ,コウ 発行年月：2003年06月 ページ数：298p サイズ：文庫 ISBN：9784396331061 北森鴻（キタモリコウ） 1961年、山口県生まれ。

駒沢大学卒業。

95年『狂乱廿四孝』で第六回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。

以後、民俗学、骨董の世界、脳医学など、様々なジャンルに材を採ったミステリーを発表する。

99年、「花の下にて春死なむ」で第52回日本推理作家協会賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） そのデパートの屋上では、いつも不思議な事件が起こる。

飛降り自殺、殺人、失踪。

ここに、何があっても動じない傑物がいた。

人呼んでさくら婆ァ、うどん店の主である。

今日もPHSの忘れ物が一つ。

奇妙なことにそれが毎日、同時刻に呼出音だけ鳴るのだ。

彼女の手が空いた時間帯に、まるで何かを伝えたいかのように…。

屋上の名探偵さくら婆アの奮闘ミステリー。

本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 文庫 小説・エッセイ