一茶の相続争い
俳人小林一茶、こと百姓弥太郎。その十年に及ぶ異母弟との骨肉の争いを語るものは少ない。父の遺書を楯に家産をむしり取る、欲に憑かれた嫌われ者。そんな弥太郎の主張がなぜ罷り通るのか。そこには契約文書がものを言う北信濃の文治社会の存在があった。史料を読み解き、一茶が巧みに覆い隠した弥太郎の本性を明るみに出す。
著者名: | 高橋敏(歴史学) |
出版社名: | 岩波書店 |
ISBNコード: | 9784004316749 |
発売日: | 2017年08月 |
価格:836 円 | ショップ:楽天ブックス |
更新:2021/05/15 岩波ジュニア新書
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