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アオイロ・メロディ 1巻(コミックニコラ)



恋する音を聞いたことがありますか? 「歌うことがだいすき。でもこれは、だれにも内緒なの」 恥ずかしがり屋でいつも周りの空気を読んで行動しちゃう高校1年生、桜井 青(さくらい あお)。 彼女の秘密の趣味。それは、歌を歌うこと。 誰もいない教室でひとり、のびやかに歌う青。いつも通り、こんな日常が続くと思ってた…だれにも気付かれずに。 次の日、友達と教室で卒業式<プロムパーティ>の準備をしていた青。そこに、いきなりやってきたのは、生徒会長で学校の人気者の2年生、成田 慎(なりた しん)。金髪でイケメンで、見た目も中身も全く正反対な慎。 「わたしとは無縁の人…」 でも、なぜかどんどん慎が近づいてきて、 「お前、オレのバンドでボーカルやれよ」 慎に引っ張ってこられて着いた軽音部の部室には、大人っぽい魅力で人気の生徒副会長、ベース担当の榑林 央人(くればやし ひろと)と、ベビーフェイスで老若男女問わず仲良くなれる特技をもつ龍(りゅう)……学校中の人気者がそろっていた! 「まっすぐで透き通る声がスゲー好きだと思った。  頼む。オレのバンドで歌ってくれ」 「卒業生だけじゃなく、全校生徒を泣かせようぜ」 戸惑う青をまっすぐ見つめて告げる慎。 慎のまっすぐな瞳に、青の臆病な心は静かに開いていった。 どんどんバンドの練習にのめりこむ青。でも、それを良く思わないお母さんにバンドを禁止されてしまう。 「私があなたを若くして生んでどれだけ苦労したか… あなたのためを思って言っているのよ」 そう言われるたびに 「あなたのせいで」って言われてる気がして、青は身動きが取れなくなってしまう。 誰か、助けてーー。 声にならない叫びを、聞いてくれたのは、慎だった。 卒業式の日、慎の計らいで、青の歌を聞いたお母さんに、青はようやく本当の気持ちをぶつける。そして、お母さんも青にまっすぐ向き合う。 全部、とはいかないけど、少しだけ分かったお互いの気持ち。 そうさせてくれた慎に感謝する青。 バンドは卒業式限定…少し寂しいな… そう思っていた青に、慎は 「新入生歓迎会に文化祭、まだまだこれからだぜ」 嬉しくって笑いあうふたり。 でもそれを陰から見ている人がいてーー。 この恋、五線譜に刻もうーー。 GW合宿に夏祭り、そして三角関係!? 恋もバンドも友情も全部を全力で受け止めよう!! 俺様男子×内気女子のトキメキバンドラブストーリー、 芽吹きの第1巻。

著者名: 猪狩そよ子
出版社名: 新潮社
シリーズ名: アオイロ・メロディ
発売日: 2020年05月01日


アオイロ・メロディ 1巻(コミックニコラ)

価格:484 円 ショップ:楽天Kobo(電子書籍)

更新:2020/06/06




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